大型化した台風5号が日本に接近 発達
を続け暴風域を伴う可能性
5号が「大型」に、10日(日)には暴風域を伴う見込み2018/06/08 16:30 ウェザーニュース
台風5号は15時現在、フィリピンの東海上を北西に進んでいます。
風速15m/s以上の強風域の直径が1000kmを超え、大型の台風になりました。
明日9日(土)以降は北から東よりの進路を変え、10日(日)の午後には南大東島の近海に達して暴風域を伴う見込みです。
その後、11日(月)午後に伊豆諸島付近まで達すると見られます。
▼台風5号 8日 15時現在 大きさ 大型 強さ - 移動 北西 ゆっくりとした速さ 中心気圧 996 hPa 最大風速 18 m/s 最大瞬間風速 25 m/s
今後の見通し
台風5号はしばらく北寄りに進んだ後、太平洋高気圧の縁を回るように北東へと進路を変える見込みです。
また、北緯25度付近までは海面水温が28℃前後と高いため、この先も発達を続ける見込みで、一時的に暴風域を伴う可能性があります。
週末以降に大雨をもたらす恐れも南西諸島では明日9日(土)頃から波やうねりが高くなるためマリンレジャーは注意が必要です。
また、梅雨前線の北上に伴い、日曜日から月曜日にかけては西日本や東日本でも雨の強まる恐れがあるため、今後の進路にご注意ください。
※台風の名前「マリクシ」:「速い」を表すフィリピン語