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夫を殺害する動機はない。“紀州のドン・ファン”22歳の妻が沈黙を破る

夫を殺害する動機はない。“紀州のドン・ファン”22歳の妻が沈黙を破る

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夫を殺害する動機はない。“紀州のドン・ファン”22歳の妻が沈黙を破る

5月24日に亡くなった“紀州のドン・ファン”こと野崎幸助さんの和歌山県にある自宅の庭の一角が7日、ブルーシートに覆われた。

野崎さんが20年近くわが子のように可愛がっていたものの、5月6日にもがき苦しんで死んだという愛犬・イブが埋葬されているのが自宅の庭。

警察は7日、イブの死骸を掘り起し、死因を調べたうえで、野崎さんの死との関連を捜査していく方針だという。

一方で、野崎さんの妻の母親がフジテレビの取材に応じ、「娘が結婚していることは知らなかったんです。年も離れていますし、お金とか…そういう結婚を親が賛成すると思いますか?」と話した。

野崎さんの死亡推定時刻は、5月24日の午後9時ごろ。

その約4時間前に電話で話したという10年来の友人は、野崎さんからイブのお別れ会を盛大にやりたいといった内容の話があったという。

6月11日に地元のホテルで開く予定だったイブのお別れ会の準備に、野崎さんは力を注いでいたからこそ、10年来の友人は「『みんな来てください。盛大にやりますので』と言っているのに、その日の夜に死にます?」と自殺はあり得ないと否定した。 警察から疑われる妻は「絶対にやっていない」

夫の死が大きく報じられて以来、沈黙を守り続けてきた22歳の妻が、6月8日発売の週刊誌『FRIDAY』(6月22日号)で、現在の状況や心境を告白した。

『FRIDAY』によると、22歳の妻は事情聴取の際に「殺人容疑として捜査している」と警察から疑われ、「絶対にやっていない」と答えたという。

さらに、妻は「結婚してくれたら毎月100万円渡す」となどと言われた野崎さんからのプロポーズについて明かし、“月100万円はお得”と思って結婚したため、自分に夫を殺害する動機はないと語っている。

そして、野崎さんの“不審な死”についても触れ、妻は亡くなった当日に一緒にいた家政婦の犯行も否定し、野崎さん自身の覚せい剤使用も否定した。

「自殺はない」としながらも、和歌山にある自宅はセキュリティが甘いことを指摘。「誰かが何かを仕込んだかもしれない」と話しながらも、真相はわからないと語っている。

(「めざましテレビ」6月8日放送分より)

怪死ドン・ファン22歳新妻「AV出演」報道と野崎氏との本当の仲

“紀州のドン・ファン”こと和歌山県田辺市の実業家・野崎幸助氏(享年77)が変死した事件で、和歌山県警が6日、死因を「急性覚醒剤中毒」と発表した。

さらに、35億円以上の遺産を相続する権利を持つといわれる22歳の妻Sさんの「AVに出演していた!」という、とんでもない過去までが一部週刊誌に報じられた。

日本中の視線を集めるSさんと、謎だらけの死を遂げた野崎氏の“夫婦関係”を再追跡すると――。

 渦中のSさんは6日早朝、東京・羽田から和歌山・南紀白浜に飛んだ。

野崎氏の会社関係者の車に出迎えられて午前、邸宅に移動。

報道陣からの「奥さん、何しに戻られたんですか?」などの問いかけには一切応じず、サングラスで隠した目からも感情はうかがえない。

 田辺入りは法要のためとみられる。自宅に入ったきり一度も出てくることはなかったが、夕方に紙袋を持って入った会社関係者は「(Sさんは)元気です。(6日は)泊まります」と語った。

 一方、県警の男女数人の捜査員も午後、野崎邸を訪れた。

十数分だけ滞在した捜査員は、Sさんが田辺市の自宅に戻ってくる機会を狙って、死因を伝えにきたという。

同時に、県警本部は事件後初の広報文を出し「急性覚醒剤中毒」の死因と、死亡推定時刻を「5月24日午後9時ごろ」と明らかにした。

これまで死因については、急性循環不全とみられていた。

 死亡推定時刻の約1時間半後、自宅2階の寝室で倒れている野崎さんをSさんが発見し、目立った外傷はなかったことになっている。

県警は外部から何者かが侵入した可能性は低いとみているという。

 これまで県警は殺人容疑で野崎さんの自宅や、東京都内にあるSさん、家政婦のマンションを捜索したほか、関係者の尿検査などを実施し、事情を聴き、死亡の経緯を調べている。

50億円ともいわれる野崎氏の資産の4分の3を手にするとされる法定相続人のSさん。 県警はSさんも関係者の一人として、東京の自宅捜索や、スマホの情報や連絡履歴などを精査しているのは既報通りだ。

 そんなSさんについてあまりに衝撃的な過去が掘り起こされた。

 7日発売の週刊新潮が「少なくとも2本のAVに出演していた」と報じたのだ。

ナンパもので“素人”として出ていたようだが、このAV出演の話は、ネット住人たちによりSさんのSNSの顔の画像といった個人情報などと比較検証されて、ネット上でも拡散中だ。

 また、同日発売の週刊文春は野崎氏にSさんを紹介した男性のインタビューを掲載した。

「とにかく美人、身長170センチ以上、20~25歳」の条件で女性の紹介要請を受けた男性は、Sさんに「野崎氏の目的はセックス」である旨を伝えたうえで昨年12月10日に引き合わせたとしている。

その後、2人からお礼はおろか連絡も一切なく、結婚の事実も後に知ったそうだ。

 ラブラブかと思われていた2人だが、そこも一筋縄にはいかない。

 野崎氏の知人は「幸助は金で手に入れた女性への扱いがひどい。2年前に6000万円を盗んで逮捕されたハーフの愛人は『最初は金払いもいいけど、だんだんケチになった。それなのに何度も変態行為を強制されて割に合わない。逃げたい』と私に話した。

前に離婚した奥さんの居場所を探って追いかけるストーカー気質なところもあった」と話す。

 こんな野崎氏の“別の顔”をSさんが垣間見ていたら、2人の関係が決して良好とは言えないものだった可能性もある。

 また、別の知人は「覚醒剤は経口で摂取された。殺されたのなら、どのようにして口に入れられたのか。死亡の数日前に苦しんで死んだ愛犬イブちゃんで“薬物実験”をしたのかもしれない。警察は庭に埋められた愛犬を掘り起こして調べたいみたいですが…」と語る。

 6日は雨続きだったにもかかわらず、野崎氏が亡くなっていた自宅2階寝室の窓は換気のためか常に開け放たれていた。

未亡人のSさんは白い肩もあらわにしたハーフトップの格好。セクシーな女性を好んだ野崎氏に向けた若妻なりのせめてもの“哀悼の意”なのだろうか…。